スタッフブログ

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ツジオートセンターのブログです。
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どこもいけてないし、たまには

先日は久々に飛び出しましたが、こんなにお出かけがないとネタに苦しむもんで・・・。

というわけで、お仕事してるぞっていうところを、ちょっとだけお見せしようかなって(笑)

ほんまにちょっとですけどね、

以前からプリウスに乗っていただいているお客様より「ハイブリッドバッテリー異常」のチェックランプ点灯すると、お申し出を頂いていました。診断機にて一旦故障コードを消去して再度点灯するか様子見をしていただいていました。まあ、ハイブリッドバッテリーを交換するなんて一体おいくら万円するんだろう・・・。何度か再点灯、消去を繰り返しましたが根本的な解決には至りません。ダメなものはダメなんです。そこで車検と同タイミングで交換となりました。交換かぁ・・・気が重いなぁ・・・振興会に講習受けに行ったとき講師に「扱い方間違えたら名前変わるで!」って言われた記憶がよぎりますねぇ。まぁ、部品の段取りを確認してとりかかりますかぁぁぁ。

先ずは基本中の基本、補機バッテリーの取り外しから始まり始まりぃぃ。

このプリウスって車両は厄介なヤツで通常のバッテリーがトランクルームの右端に搭載されておりまして、おまけにバックゲートの鍵は電動ロックシステム・・・バッテリー上がったらリヤシート側からアクセスって不便すぎるやん。さあ、気を取り直して続きをやっていきましょう。バッテリーのマイナス端子を切り離したらハイブリットバッテリーに向かっていきます。トランクルームのトレーやらリヤシートを外していきます。外せたら今回のターゲットがお目見え。ターゲットを前に一番最初の作業はと言うと、ハイブリッドバッテリーの回路遮断ですねぇ。赤い憎い奴がサービスカプラと申しまして、こちらをバッテリーより取り外す事で回路が不成立になります。不成立の状態でしばし待つ。待機電力みたいのが残っています・・・知らんけど(笑)感電したくないし。

これをきちんと保管しないといけません。万が一0V点検時とか車両前方にて作業してる時に取り付けてしまうと回路が成立・・・お陀仏なんてことになりかねない。

結構な重量物です。椅子の取り外しでは出番のなかった期待の新星がひかえております。ハイブリッドバッテリーを外していくのに欠かせない代物とは

そうです!絶縁工具ですねぇ。勿論絶縁手袋なるものも一緒に使用していきます。この時期には全く適さない素材です。全ゴムの手袋。通気性ゼロ!当たり前です!立っているだけでもにじみ出てくる汗。作業中となればその汗の量は滝のごとし!顔中から滴り落ち腕からも滴っている。汗が原因で余計に感電のリスクが増しているような気がします。もうちょっと涼しい時期にやりたかったですねぇ。

さて、車両前方、ボンネット側に回って0V測定を行いましょう。

 

0Vが確認できれば元通りにふたを閉めて、ハイブリッドバッテリーを車外に取り出します。ハイブリッドバッテリーって写真の通り車両後方中央よりに搭載されているため外気にさらされることはありません。ゆえに内部に熱がこもりやすく換気が必要です。そしてプリウスの右後席下には換気扇が取り付けられています。

結構汚れていますねぇ。ついでに清掃。

きれいになりましたよぉ。

新しいハイブリッドバッテリーにはセンサー、カプラーなどは付いていません。すべて移設します。これが順番通りに外して、その逆手順でつけていかないとやり直しになります。ここはひとつ慎重に進めていきますね。ひと通り移設が済めば車両に搭載。

後は

元通り椅子を取り付けトレーをつけたら試運転。

試運転も滞りなく終了。

こんな感じでちゃんとやってます。(笑)

コロナ禍の昨今。自粛ムードで行楽、帰省もはばかれます。おまけにますます暑い!!

皆様くれぐれもご自愛ください。