部品は劣化するんです
作成日 2018年1月30日(火曜)17:18
今年初めての投稿は前回通勤快速の話をしたので、通勤特急の話をしようと思います。これが通勤特急です。
先日通勤途中で違和感を感じながら会社に到着。もやもやしながら一日を過ごして仕事終わりに早速ピットに入れ込み違和感を覚えたクラッチペダル付近を確認していこうと思います。ビートは軽自動車には稀な油圧クラッチなので、まずボンネットを開けてクラッチフルードの確認をします。
最悪の事態です。空っぽです。どおりでいっぱいに踏み込まないとクラッチが切れなかったはずです。ビートには色々な持病と呼ばれるものが存在するのですが、ひとくくりに経年劣化による故障が多いように思います。通常クラッチフルードは液面が下がることはありません。何処から液漏れしているのか捜索開始!・・・の前に持病の話からクラッチマスターが怪しと推測される。いざ突撃!!
真ん中に見えている黒い丸いゴムが・・・情報通りクラッチマターから漏れが発生している模様。
黄色にマークしてあるナットを外しペダルをきりはなせば
外れてきました。クラッチマスターですね。
27年の時を超えてドロドロになったクラッチマスターのインナーパーツ達。新品部品出てこいYa!!
わかりにくいが左が新品です
きっちり組みなおせば車両に取り付けて終了
クラッチラインのエア抜きをおこないもとどおりになりました。作業終了後はいっぱいに踏み込む事もなくなり、漏れも止まりました。ゴム部品や樹脂部品は距離もそうですが年数も注意が必要ですね。10年10万Kmだけではなく27年4万Kmでも漏れるんです。逆もまた然り。乗ってなくても年月相応に劣化していきます。古い車はそれなりに故障と向き合っていかなくてはなりませんね。5~6年でも古いといわれる昨今。修理に費やす金額(これからかかるであろう金額)とその金額を新車に充てていくのは、どっちが正解とはいいませんがそろそろ考えていかないといけないかなぁ。30年目標として。
吉田でした。